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寒い北嵯峨で元気な野鳥を探す

北嵯峨平日探鳥会 2月15日

 前日の降水確率は40%を超えていたが午後からの降雨という予報が多かったので実施した。
 集合地点の大覚寺前の植え込みにツグミ、カワラヒワ、シメが降りて採餌しているかと思うと、20羽ほどのイカルが飛来した。幸先の良いスタートである。

 大沢池にはオカヨシガモを始めとする水鳥たちがゆったりと泳いでいる。この池のオカヨシガモは水面採餌ガモであるにも関わらずよく潜る。新しく架かった名古曽橋を渡りまだ3分咲きの梅林へ。田園地帯へと続く出口のあたりに鳥の群れが降りている。50羽を超えるイカルの集団だ。シメも混ざっている。

 田園地帯ではセキレイ類やカワラヒワ、モズの歓迎を受ける。途中の溜池には久しぶりにバンが入っていた。田んぼの中にはケリのペアがあちこちに見られた。そろそろ繁殖期に入ったのだろうか。

 釣り殿の低木にカシラダカが止まっている。白い胸にある髭のような模様や逆立った冠羽をスコープで見てもらい、その後ホオジロも現れ腹部の色の違いなどを説明する。近くのアシ原をヒクイナとクイナが走った。広沢池はまだ周辺部に干潟が残っており、イカルチドリなどが見られた。

 釣り殿で鳥合わせをし解散した。(O)

 

●見聞きした鳥
オカヨシガモ40、ヒドリガモ15、マガモ35、カルガモ30、コガモ5、ホシハジロ1、カイツブリ7、キジバト10、カワウ10、アオサギ8、ダイサギ4、コサギ8、クイナ1、ヒクイナ1、オオバン30、バン1、ケリ6えいイカルチドリ1、イソシギ2、トビ4、ハイタカ1、コゲラ2、モズ12、ハシボソガラス15、ハシブトガラス10、ヤマガラ3、シジュウカラ2、ヒバリ1、ヒヨドリ40、ウグイス1、エナガ3、メジロ15、ムクドリ30、シロハラ2、ツグミ8、ジョウビタキ5、スズメ40、ハクセキレイ15、セグロセキレイ10、カワラヒワ12、シメ5、イカル80、ホオジロ5、カシラダカ2、アオジ1、ドバト40
計46種

 

 

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