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梅林と名刹で探鳥

北嵯峨平日探鳥会 3月21日

 前夜の雪で日陰には雪が残り、時折小雪がちらつく。真冬並みの寒さにも関わらず多くの参加者が集まった。

 大沢池にはまだ水鳥が残っている。対岸の隅の方にヨシガモを発見。渡り途中なのかここでは珍しい。カイツブリの鋭い鳴き声が響く。目の前をカワセミの青い飛影が通り過ぎた。

 今回「カモが見たかった!」という少年や探鳥会に初めて参加する方が多かったので、池の周囲を移動してヨシガモに近づきスコープでゆっくり観察してもらう。
庭園内の梅、椿、サンシュユなどが寒さに負けず咲き誇り、鳥以外も見るものが多い。

 大覚寺を出て田園地帯へ。そろそろツバメが来る頃なのだがまだ飛んでいない。途中の溜池にバン、ハシビロガモのほかオカヨシガモのペアがまだ残っていた。今日は地面で採餌するツグミが目立った。おっと!メスのモズが大きなミミズを見つけた。ケリも歩き回っている。

 広沢池には水が戻りキンクロハジロやホシハジロなど潜水ガモが交代に潜る。まるでモグラ叩きのよう。釣り殿で鳥合わせをして解散した。(O)

●見聞きした鳥
オカヨシガモ20、ヒドリガモ6、マガモ30、カルガモ10、ホシハジロ8、キンクロハジロ12、ヨシガモ3、ハシビロガモ1、カイツブリ8、キジバト6、カワウ6、アオサギ2、コサギ3、オオバン40、バン1、ケリ5、トビ8、カワセミ2、モズ7、ハシボソガラス5、ハシブトガラス10、ヒヨドリ10、ウグイス3、エナガ3、ムクドリ20、ツグミ15、ジョウビタキ2、スズメ20、キセキレイ2、ハクセキレイ4、セグロセキレイ6、カワラヒワ4、イカル2、ホオジロ4、ドバト70 
計35種

 

 

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