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大原野の里山で春鳥を探す

大原野平日探鳥会 3月15日

 南春日町バス停で集合、挨拶をして大原野神社へと向かう。
 途中民家に止まったイソヒヨドリを発見。ドヤ顔の美しい個体で既に囀り始めている。路肩にはタンポポやツクシが顔を出している。竹やぶの方から「コッチコイ」とコジュケイの声が聞こえる。

 大原野神社の参道の階段を上がる。境内の池で羽休めするカワセミを観察。藤原氏の氏神で「京春日」と呼ばれたこの社の本殿前には、こま犬ならぬあうんの鹿が控えている。

 イカルの囀りを聞きながら勝持寺(花の寺)への山道に向かう。途中の鎮守の森でヤマガラ、ルリビタキ、エナガなどの小鳥たちを観察する。勝持寺の参道脇の椿にウグイスがやってきた。下手くそな囀りも聞こえる。

 田園地帯に入るとスズメが電柱の腕金を出入りしているし、ケリは盛んに叫びながら飛び回っている。ヒバリも飛び始めた。移動前のツグミは地面で餌を探している。

 大蛇が池の水鳥はめっきり減ってオオバンばかりが目立つ。気温が上がりカモたちは木陰に隠れている。珍しくコガモが枝に止まって羽休めしていた。
 昼食休憩をとって小畑川に向かうとマガモやコガモなどが幾分残っていた。小畑川横の公園でコゲラが虫こぶを突いて、赤い舌が伸びては餌を絡めとる様子をゆっくり観察。

 洛西バスターミナル近くの広場で鳥合わせをして解散した。(O)

●見聞きした鳥
マガモ8、カルガモ16、コガモ10、ハシビロガモ2、カイツブリ2、キジバト20、カワウ6、アオサギ1、コサギ2、オオバン8、ケリ10、トビ3、カワセミ1、コゲラ5、モズ10、ハシボソガラス4、ハシブトガラス10、ヤマガラ2、ヒバリ4、ヒヨドリ20、ウグイス5、エナガ10、メジロ3、ムクドリ10、ツグミ20、ルリビタキ1、ジョウビタキ10、イソヒヨドリ5、スズメ20、キセキレイ1、ハクセキレイ4、セグロセキレイ2、カワラヒワ10、イカル10、ホオジロ2、コジュケイ2、ドバト40
計37種

 

 

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