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春真っ盛り、お花見探鳥会

下鴨神社平日探鳥会 4月4日

 満開は過ぎたものの高野川河畔の桜並木はまだまだ美しく、中州の菜の花も色鮮やかである。

 夏鳥の第一陣、ツバメが飛ぶ。中州にイカルチドリが1羽、そこへコサギが近づく。イカルチドリはぎこちない擬傷行動を見せるが、襲う気のないコサギは気にかけることもなく飛び去る。

 下鴨神社内は冬鳥の姿がめっきり減った。シジュウカラやヤマガラなどの声が糺の森のあちこちで聞こえる。河合社の前でイカルの群れに遭遇、みんなで観察する。

 下鴨神社を出て鴨川左岸を探鳥。コガモ、ヒドリガモなどが盛んに採餌したり、中州で眠ったりしている。
 中州の草むらに見慣れない鳥の腹部が見える。参加者から「コガモのおなか?」「〇〇シギ?」などと声がかかる。そおっと移動して別の方向から見ると、顔にしまが入っている。嘴は見えないがタシギの顔だ。ようやく一件落着。

 泥っぽい中州にはコチドリがいたり、ほぼ夏羽になったカイツブリが水の中から顔を出したり、カラフルになったカワウの顔など、確実に季節は夏へと移行している。

 北大路橋付近の桜の樹の下で鳥合わせをして、解散した。(O)

 

●見聞きした鳥 オカヨシガモ12、ヒドリガモ40、マガモ15、カルガモ15、コガモ50、キンクロハジロ10、カワアイサ5、カイツブリ1、キジバト5、カワウ3、アオサギ7、ダイサギ1、コサギ10、オオバン10、イカルチドリ3、コチドリ1、タシギ2、イソシギ2、トビ30、コゲラ5、ハシボソガラス15、ハシブトガラス35、ヤマガラ2、シジュウカラ12、ツバメ15、ヒヨドリ30、エナガ4、メジロ10、ムクドリ7、シロハラ5、ツグミ3、スズメ30、キセキレイ2、ハクセキレイ3、セグロセキレイ15、カワラヒワ2、イカル10、ドバト30
計38種

 

 

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