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真冬でも元気な野鳥たち

北嵯峨平日探鳥会 2月16日

 寒さは厳しいものの、風がないので探鳥しやすい一日となった。
あいさつを終えて大覚寺庭園に入ると、水路にコガモが入っており、その向こうにキセキレイが見える。水が戻った大沢池にあまり水鳥はいなかったが、珍しくヨシガモが2羽入っていて、美しい頭部や三列風切の長いカールを観察する。

 エノキのこずえからピョーピョーという高い声が聞こえ、赤い頭部がわずかに見える。アオゲラらしい。カシラダカやコゲラ、エナガなど樹上の小鳥たちは元気だ。

 田園地帯では鳥影の少ない中、モズやホオジロなどの姿が見られた。途中の溜め池にはハシビロガモ入っており、いつのものようにグルグル採餌。渦巻き効果は本当にあるのだろうかと写真で見ると、泡だった水面に何かが浮かび上がっているように見える。

 乾田ではケリがゆっくりと歩いている。お試し期間中の会員さんと田んぼに降りたカラスに双眼鏡を向け、ハシボソガラスであることを確認。カワラヒワの群れが大騒ぎしながら採餌していたかと思うと電線で羽休め。

 広沢池は干潟のままで、わずかに残った水たまりにカワウの群れとサギたちが入っていた。周囲のあし原でクイナとヒクイナが出現し多くの参加者を楽しませてくれた。(K.O.)

 

●見聞きした鳥 マガモ10、カルガモ16、コガモ4、キジバト10、カワウ50、アオサギ20、ダイサギ6、コサギ8、クイナ1、ヒクイナ2、ケリ12、イカルチドリ4、トビ7、カワセミ1、コゲラ8、アオゲラ1、モズ5、カケス1、ハシボソガラス15、ハシブトガラス13、シジュウカラ6、ヒヨドリ20、エナガ60、メジロ3、ムクドリ11、シロハラ1、ツグミ5、ジョウビタキ1、スズメ30、キセキレイ2、ハクセキレイ20、セグロセキレイ15、カワラヒワ35、イカル6、ホオジロ1、アオジ3、ハシビロガモ3、ヨシガモ2、イソヒヨドリ1、カシラダカ3、ドバト50
計41種

 

 

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