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スペイン紀行(その1/ マドリード)

 ploverです。今回は長年の憧れであったスペインに行ってきました。
 美術館や寺院廻り、街歩きが主たる目的で、鳥は二の次ですが旅の途中で出会った鳥を紹介したいと思います。
 6月終わりから7月初めだったのですが、おりしも南ヨーロッパは記録的な熱波が襲来しており、連日、最高気温が40度を超えるという厳しい条件でしたが、逆に雨の心配は全くありませんでした。

<マドリード> 
 自宅を出てからほぼ丸一日(24時間)かかって、現地に到着したのは夕方。空港からホテルに向かうバスから見えたのは、夕空を飛ぶヨーロッパアマツバメ。これがスペインで初めて見た鳥でした。
 翌朝、ホテルの部屋から明るくなった空を眺めると、おびただしい数のヨーロッパアマツバメが飛び回っていました(写真では点でしか写っていません)。

    ホテル

 ヨーロッパアマツバメはこの旅行の行く先々で、大量の数を見ました。

 午前中はマドリード市内観光。メインはプラド美術館でしたが、その敷地内には、カササギ、モリバト、イエスズメなどがいました。

    プラド美術館

    カササギ

    モリバト

    イエスズメ

 午後の観光、夕食を終えてホテルに戻ってきましたが、現地の日没は午後9時半頃ということでまだまだ明るい。ホテルのそばに水路のような川が流れており、その両岸が公園になっていたので、様子を見に行きました。
 最初に眼に入ったのが、クイナの仲間。初めて見る鳥かと思いましたが、近くに親鳥がいたので、バンの幼鳥と判明してがっかり。でも日本と同じ鳥がいるのを確認するのも大事と気を取り直します。

    バン

 日本と同じ鳥といえば中州にはコチドリがいました。

    コチドリ

 日本にいるのとは少し違うのが、タイリクハクセキレイ。ハクセキレイのヨーロッパ亜種で、顔の模様が少し違います。

    タイリクハクセキレイ

 川の上空をたくさん飛んでいたのはニシイワツバメ。イワツバメに比べると下面がより白く、尾羽の凹尾がはっきりしています。また背面の青色光沢も強くみえました。ニシイワツバメだけではなく普通のツバメも飛んでいました。

    ニシイワツバメ

 川岸の芝生にいたのはクロウタドリ。ヒナに与えるミミズを探していたようです。クロウタドリも行く先々の町で、普通に見られました。(続く) plover

    クロウタドリ

 

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