
京都支部会員の皆さま、府民の皆さま、あけましておめでとうございます。
今年は酉年として注目されていますが、昨年秋から全国で鳥インフルエンザの発症が報告されています。京都府内でも、12月23日、淀競馬場池で飼養されていたコブハクチョウ7羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。京都支部ではこれまで、バードウオッチングや調査において、「過度に野鳥に接近しない」をルールとして活動してきました。今後もそれを守るとともに、ウイルスの拡散を防ぐため、水辺の探鳥会終了後、参加者の靴底、望遠鏡三脚の接地面のエタノール消毒を始めています。
また、北陸新幹線の敦賀から大阪への延長ルートとして小浜・京都駅ルートが決定され、南丹市芦生、京都市左京区が通過地域となりそうです。この一帯は、京都丹波高原国定公園に指定され、自然度の高い地域です。今後、具体的なルー ト、建設工法などが示されるものと思いますが、その経過に注視してまいります。
一方、福島原発の廃炉・賠償費用を経済産業省が試算し、20兆円を超えるとの見解を示しています。この費用は、いずれ国民(電力需要者)に負担として回されることになります。私たち日本野鳥の会は、原発に頼らない自然エネルギーによる発電に転換し、原発を廃止するよう求めています。

会員の皆さま、府民の皆さま、京都支部は今後も日本野鳥の会の創設者・中西悟堂の「野の鳥は野に」を理念とし、野鳥の観察を通じて、野鳥を取り巻く自然環境の大切さを訴えていきます。
皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2017年元旦
日本野鳥の会京都支部
支部長 石川順一

次の観察会は「探鳥会案内」をクリック