メニュー 閉じる

外来種は本当に悪者か?

 桂川と宇治川が合流するあたりの植生調査記録があった、9割り近くが外来の植物であった。今日は鴨川を七条大橋から五条まで歩いてみた。この時期の開花植物は少ない、と言っても水色、黄色、紫、白、小さいけど様々な美しい花を観ることができる。ところがやはり、在来の草本はほとんど見つけることはできない。

 この鳥、外来帰化生物の見本みたいなドバト、中近東、アジアあたりに起源するらしいが世界中に分散している。だから駆除しようとはならないが、どういうことなんだろう、なにか暗黙の了解があるのだろうか、「どうしようもない」みたいな。
 今、国が指定した特定外来種なんて生物たちは持ち運ぶことすら許されない、みなさん、お馴染みのミドリガメ(アカミミガメ)は見つけ次第殺さなければならないし、かわいい仕草のヌートリア、アライグマも同様だ。
 ちょっと待って下さいよ、がんがん輸入したのは誰 ? きれいなお花とかって栽培してるのは誰 ? 飼ってたら、そりゃあ逃げるでしょ、種は飛ぶでしょ。
 外来種が在来種を駆逐するってもありそうだし、動物たちの農業被害もあります。「野鳥の会」は自然保護を目的にした団体です。生物を愛することが基本姿勢ですね。駆除って殺すことでしょ、矛盾してる部分がありますね、なんとか回答を見つけたいのですが…..。
 「外来種は本当に悪者か?」って本が出版されました。先ほど買ってきました。これから読んでみます。

  外来種は本当に悪者か?: 新しい野生 THE NEW WILD
  作者:フレッド・ピアス 翻訳:藤井留美
  発売日:2016-07-14
  出版社:草思社 1,944円(税込)

             次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事