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カワアイサに会いに行こう

暖冬を予感させるポカポカ陽気の12月9日(水)、3回目の宇治平日探鳥会には過去2回とほぼ同数の15名が集まりました。
スタート地点の宇治橋ではコガモやオカヨシガモに加えて、これまで予想リストに加えながら出現しなかったイカルチドリが登場。すぐ横にイソシギも現れて、急きょシギチ観察会となりました。女性陣からは「可愛い~!」の声が。
平等院前の中州にはカワウとコサギの小群が陣取り、白と黒の島のよう。眼前のカワウが魚を丸飲みするシーンにも遭遇し、ある参加者は「初めて見ました」と感激されていました。

遊歩道ではエナガの群れが登場。「チーチー」と鳴きながら、赤く染まったイロハカエデの葉の間を飛び回ります。カラ類やコゲラが加わった混群に先導されながら、さらに上流へと向かいます。

宇治川渓谷に入ると、キャッチフレーズどおりカワアイサが待っていてくれました。緑色の水面をオス6羽、メス2羽が上流へと泳いで行きます。11月に観察したカワアイサはまだエクリプスでしたが、今回はオスの頭も鮮やかなメタリックグリーン。雌雄の色の違いがはっきり確認できました。

注目の鳥がいろいろ出現して足止めが続いたため、予定の天ケ瀬ダムをパスし、吊り橋を渡って右岸へ出ると、先月と同じ場所でカラ類の混群に囲まれました。
今年は全国的に紅葉が遅かったようで、この探鳥会でも野鳥観察と紅葉見物が同時に楽しめました。鳥合わせも、宇治の紅葉スポット・興聖寺の参道脇で行いました。                                宇治平日探鳥会 2015年12月9日 K.S wrote

●見聞きした鳥 天候:晴れ
オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アオジ 34種

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