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高野川のカモの入り具合は、いかが?

 今回、この場所での2回目の平日探鳥会となりました。鴨川デルタでは、雨上がりの上昇気流にトビがタカ柱を作っていました。鴨川では、アオサギがどや顔。少し若い個体のようです。高野川左岸を北へ進むとヒドリガモがペアになっていて、コガモはまだエクリプス状態なのか♂タイプを見つけることはできませでした。

 紅葉にはまだ少し早いかとおもいきや、御蔭橋からの上流を望むと堤防の桜の葉は、いい感じに赤く染まっています。下鴨神社の参道では、イカルの群れが。静かにしていると、嘴でエノキの実を割る音が聞こえてきます。観光に来られた人にもスコープを覗いてもらい、これで京都観光の思い出に「下鴨神社でみた野鳥」も加えられたはず。平日にもかかわらず、相変わらずの和婚ブームか、この日も境内には花嫁さんの姿がありました。
 本殿を左に見ながら、瀬見の小川沿いに南へ。途中、ホウの葉でお面をMさんが作ってくれたり、私が巫女さんの雑学を話したりと野鳥以外のあれこれも飛び出す楽しい道のりです。

 今回もタヌキのため糞を確認して、 河合神社のあたりで鳥あわせ。鳥影が少なく、冬鳥にはまだ早い時期でしたが、出現鳥は全部で29種。やはりこのコースは水辺の鳥と林の鳥、そして世界遺産とが見られる贅沢なコースなのかもしれません。                        2015年11月4日 下鴨神社平日探鳥会 A.T wrote

●見聞きした鳥 天候:晴れ
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ 29種

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