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岩倉川に沿って歩きます 宝ヶ池平日探鳥会

10月からスタートした拡大版の定例平日探鳥会も、下鴨神社(10/7)、北嵯峨(10/15)、宇治(10/20)に続いて今回の宝ヶ池(10/29)で一巡。参加者数はいずれも企画・担当者の予想を超えており、嬉しい限り。平日探鳥会に対する潜在的なニーズを改めて認識することになりました。
この日集まったのは、会員はもちろん、近くにお住いの一般の方、奈良市から来られた他支部会員など、担当者を含めて23名。色づきはじめた木の下を、高野川沿いに歩きました。

キセキレイをじっくり観察しながら岩倉川との合流地点へ行くと、アオサギ、カルガモ、マガモ、モズ、カワラヒワの群れなどが登場。スコープでカワラヒワをご覧になった一般の方からは、「きれい!」と歓声が上がります。
上流へ引き返す道では、ジョウビタキのオスが30メートルほどの間隔で2羽出現。アンテナや木のてっぺんの見やすい位置で、鳴いたり、尾羽を動かしたりする姿が全員で楽しめました。

国際会館の裏側では、ドバトを急襲するチョウゲンボウを発見。会員はざわつきますが、一般の方は「?」。ハヤブサの仲間であることを説明すると、納得されました。

宝ヶ池には、数は少ないもののすでに冬鳥のカモが入っていて、マガモ、オカヨシガモに加えてホシハジロも1羽。残念ながら、この池の名物オシドリはまだチェックインしていませんでした。

宝ヶ池からプリンスホテルへ抜ける林では、甘い匂いを発するカツラ、樟脳の匂いがするクスノキ、稲穂のような実をつけるシナサワグルミなど樹木も観察。植物に詳しい参加者からいろいろ教えていただきました。

来月は多分、オシドリも見られると思います。ぜひ参加して、あでやかな姿をご覧ください。                               宝ヶ池平日探鳥会 2015年10月29日K.S wrote

●見聞きした鳥 天候: 快晴
オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、ハイタカ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ 28種

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