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鳥のビオソフィア

 今年、晩春のころ”東京大学創立130周年記念特別展示
「鳥のビオソフィア――山階コレクションへの誘い」展”というのがあった、なんとか時間をつくって見に行こうとおもっていたけれどついに果たせなかった。その展示の読み物版がこの「鳥学大全」だそうです。
……….
On 2008/07/25, at 11:18, MATSUBARA Hajime wrote:
速水様
おお、お買い上げありがとうございます。
前代未聞の770ページ、超豪華な執筆陣、多岐にわたり過ぎて収拾のつかない内容、
どうかすると展示よりきれいな口絵写真、読むのに飽きたら枕にも筋トレにもなる厚 さと重さ(2キロ)、
それが「鳥学大全」です。
博物学のもつ「面白ければ何でもあり」の象徴でもある・・とまで言ったら自画自賛 が過ぎますが、
展示ではほとんど省いてしまったキャプションの奥にある、鳥を巡る世界の広がりを 御堪能いただければ幸いです。
(展示は眺めて感じるもの、鳥学大全は読むもの・・という位置付けになっておりま す)
いささか値段が高いですが、1万円でお釣が来ます。小銭で、ですが・・・

東大総合研究博物館では土曜日から各部門の研究成果を集めた展示を開始します。
生物関係では「ひと部屋まるごとイノシシの頭骨」がありますので、お近くへお越し の際はぜひお立ち寄り下さい。

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       松原 始
     Hajime MATSUBARA
     東京大学総合研究博物館
       特任研究員
   hajime@um.u-tokyo.ac.jp
 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
  03-5841-2843(共同利用研究室)
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At 4:41 +0900 08.7.25, hayami atsushi wrote:
omnhのみなさん
松原さん
速水@京都です。
On 2008/02/26, at 14:42, MATSUBARA Hajime wrote:
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鳥類は、たしかに自然誌標本の代表格です。しかし、時間と労力を惜しみなく費や し、その努力の果てに形成された『山階コレクション』は、もはや単なる自然誌標 本 の集積体ではありません。いまや、立派な歴史的文化財として、価値をもつに 至っているからです。剥製師と研究者の知の共奏から生まれ落ちた標本は、技術と 学術の、 まさに協働の結晶体であり、それらの審美的な側面が、デザイン資源と しても、新たな感心をよび始めています。鳥をめぐる「アート&サイエンス」複合 世界を提示する こと、それが本展の眼目なのです。
来館される方々に、自然に生きる鳥類の不可思議な魅力、それらから霊感を得て製 作されたアートワークの妙味、さらには自然誌と文化誌の隔てを超えた標本世界の 驚異 を、充分に堪能して頂けますよう、心より願っております。
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 是非みに行こうと時間の算段をしてるうちに、あっというまに終わってしまってました。
そこで交通費と思えば良いと「鳥学大全」なるものを入手。
 東大は600万点の標本を持っているが鳥類については山階鳥研の69000点におよばない、
それは…..と言った理由ではなかろうか、から始まるこの大部な書物、
 さてどう読み解きましょうか
……….

 (文中の色の変ったところをクリックするとそれぞれ山階鳥類研究所のページなどへ行けます)

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