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『そんぐぽすと』240号(2月~3月号)

京都支部の会員誌『そんぐぽすと』240号を発行しました。
今号の特集は「野鳥番組の功績」。NHKの『ダーウィンが来た!』や『ワイルドライフ』が、私たちを楽しませてくれるだけでなく、鳥類学の進歩にも貢献していることを紹介しています。

また、最近、南米やヨーロッパで、「自然=法人」という考え方に基づいて、人間に被害が及ばなくても自然破壊そのものを裁判で糾弾する事例が増えていますが、そうした動向を「自然保護の新しい潮流」として解説しました。野鳥を原告とした裁判もいくつか取り上げています。

また、野鳥の死因の第1位は猫による捕食であるという研究報告にスポットを当て、その根拠や北米での事例を紹介しました。鳥を猫から守るために、カナダには猫は室内で飼育するよう義務付けている自治体があるそうです。

そのほか、昨年秋のタカの渡り調査の報告など多彩な記事を32ページにわたって掲載しています。

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