京都御苑探鳥会 10月14日
暑さも落ち着いたせいか、集合場所の乾御門には40名が集まった。初参加は7名。一般参加費が500円になったこともあってか全員がお試し会員に。
地面に落ちた種をついばむキジバトや、木の上で鳴くイカルの声など聞きながらスタート。モズのキリキリという声で空を見上げると、上空には渡りと見られるヒヨドリの群れ。この時期、地元のヒヨドリとモメることも多いらしい。
御所の松にカワラヒワ、檜皮葺(ひわだぶき)の屋根にはイソヒヨドリが。水場ではメジロやカラ類が元気に水浴び。バッタが原では小学生のKくんがアオバズクの羽を発見。
迎賓館前でカラ類の混群をじっくり観察。1羽が警戒音を出した。上空をハトが飛んだからとのこと。時々タカと間違うらしい。
その後、松林の下でミミズを探すアオサギや、お見合いに忙しいカワラヒワ、そろそろお別れが近いコシアカツバメ、草原でジャンプしながら種をついばむスズメたちなどを微笑ましく見ながらゴールの九条池に向かった。
全体に鳥は少なかったが、鳥たちのいろいろな姿をみんなで楽しく観察することができた。(S)
●見聞きした鳥
キジバト6、アオサギ4、トビ2、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、コシアカツバメ3、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、イソヒヨドリ、コサメビタキ、スズメ40、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、イカル、ドバト
計22種