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ノビタキは見られるかな

北嵯峨平日探鳥会 4月 20日

 最高気温は27℃予想で、早々と夏到来の感が強い。
 大覚寺前庭園にはまだシロハラやツグミが盛んに採餌している。桜の実が赤く熟し始め、目のいい参加者がコムクドリを発見。
 大沢池に水鳥の数は少ないが種類は多い。カイツブリが水の中から現れる。「雛が背に乗っていますね!」と声がかかる。何となく親鳥の羽毛のあいだからひなの足らしきものが見える。

 池の途中からムクドリマンションの多宝塔が見え、ムクドリの出入りする様子がうかがえる。
 池の南側の草地にはヒドリガモやヨシガモが陸に上がっており、草を食んでいる。Nさんがヒドリガモのチョコボールのような糞を見つけ「草食性のヒドリガモは鹿やウサギのような糞をする」と教えてくださる。

 大覚寺を出て田園地帯に入ると溜池にオカヨシガモが数羽いて、時折やぶの影からホシゴイが顔をだす。御陵の林からカケスの鳴き声が聞こえる。
 先月抱卵していたケリは無事に雛を孵しただろうか。あぜにケリが2羽離れて立っている。「いた!雛2羽確認」。雛は草丈ほどで見つけにくく、目を離すともうわからない。

 広沢池に着くと水鳥の影はほとんどなかったが、北側の隅にオシドリが数羽入っていた。今回も40種を超える野鳥が出現し、探鳥を楽しむことができた。(O)

 

●見聞きした鳥 キジ1、オカヨシガモ8、ヒドリガモ8、マガモ13、カルガモ5、キンクロハジロ3、ヨシガモ3、オシドリ8、カイツブリ5、キジバト3、カワウ2、ゴイサギ1、アオサギ2、ダイサギ1、コサギ2、オオバン3、ケリ10、トビ1、コゲラ3、モズ5、カケス1、ハシボソガラス5、ハシブトガラス5、シジュウカラ3、ヒバリ1、ツバメ6、ヒヨドリ10、ウグイス2、センダイムシクイ1、エナガ2、メジロ1、ムクドリ20、コムクドリ1、シロハラ3、ツグミ8、キビタキ1、イソヒヨドリ2、スズメ15、ハクセキレイ1、セグロセキレイ2、カワラヒワ10、イカル10、ドバト55
計43種

 

 

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