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北嵯峨の里山は秋の装い

 探鳥会に一番の季節、昨日からの雨もやみました。大覚寺の境内の紅葉も結構色づいているものもあります。池にはカモ達も大分渡って来ているだろうと大沢の池の前に来てみると船着き場は時代劇のセットにとられ撮影の真最中。その為に蓮の残っている奥においやられているような始末です。それでもオオバンやヒドリガモ、ホシハジロが元気よく動いているのが見て取れます。撮影のちょっとした隙間を狙ってアオバズクの樹の下に移動です。と、カイツブリの潜る姿が。撮影機材がたくさん置いてある心経宝塔の前を足早に通り過ぎ御寺を後にします。

 アンテナにジョウビタキの雄が、畑には出荷を待つ美しい葉ボタンの列。菱池の前の細い木の上にジョウビタキの雌が。ご陵さんで少し休み、広い北嵯峨の田園に出る。ところどころに紅葉が加わる景色は最高です。それにモズが加わります。廣澤の池に着いたとたんに今日の主役のミサゴの狩りが見られ皆さんの目が釘付けに、着水捕獲こそは見られませんでしたが、何か足につかんで遍照寺山のほうへ飛んでいくのが確認できました。

 池ではまじかにカモ達を見ることはかないませんでしたが、マガモ。ダイサギ、カイツブリが浮かび。取り合わせの後、大覚寺への途中でケリが畑に見られ1種増え、またお百姓さんの豪邸の屋根に100+のスズメが、近くの電線にはこれまた50+のムクドリが群れていました。

 嵐山をバックに広がる田園、その反対側の池の奥にたたずむ茅葺の家に色づき始めた紅葉を交えた北嵯峨の田園は最高の晩秋を演出してくれました。     北嵯峨平日探鳥会 2015年11月19日 N.H wrote

●見聞きした鳥 天候: 曇り
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ケリ、ミサゴ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ 36種     

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