メニュー 閉じる

比叡山探鳥会(6月3日)のご報告


 集合地のケーブル八瀬駅でいきなり「交野野鳥の会」の人たちといっしょになった。よく支部の探鳥会へ参加される方の顔も見える、会長さんたちとしばし歓談、名刺交換。やがてこちらの観察会への参加者も集まりはじめ、バードウォッチャー満杯のケーブルカーは山上駅へ…。
空気の温度がちがう。ウグイスやホオジロの声も深く美しく響き、ヒガラが遠く近くで囀り、華やかなメジロの声が混じる、旧スキー場跡までくるとホトトギスが鳴きながら飛び回りだした。
西塔の駐車場から延暦寺境内へ入ると杉や檜、樅の木々が生い茂り森の色がいちだんと深くなる。オオルリ、クロツグミ、伝教大師御廟の静寂をミソサザイが破る。「息継ぎとかしてるのでしょうか?」、みんなで見入る。「キバシリがいます!」。見た人見られなかった人…。
「鳥類繁殖の地」と刻まれた古い石碑のまえで昼食。午後になって霞が去り、暖かくなって見晴らしもよくなった。帰路、ヒガラ、ヤマガラ、オオルリなどをじっくり観察できた。

●見聞きした鳥
カルガモ、カワセミ、アオゲラ、ヤブサメ、センダイムシクイ、キビタキ、イカルなど 32種
●咲いていた花
ヤマツツジ、コゴメウツギ、ツクバネウツギ、ヤブデマリ、クマイチゴ、フタリシズカ、タニウツギなど

カテゴリーの最近の記事