
ノゴマ
植田さんによる「羽根講座」も8回目。今回はヤイロチョウやシマセンニュウ、ノゴマ、ハイイロウミツバメなど珍しい鳥の羽を紹介していただきました。
最近入手されたミヤコドリの羽根や脚も見せていただきました。「足指の外側にだけ小さな水かきがあり、3本の指にギザギザがあるのは砂浜に沈まないため」との説明に、参加者一同「なるほど!」と納得。

ミヤコドリ
この講座の魅力は、1羽の鳥の羽根をすべて採取した標本が見られることだけではありません。鳥を解体し、羽毛が飛ぶのでエアコンも扇風機も使えない室内で標本化する植田さんならではの解剖学的な知見が得られること。例えば、「尾羽のない遺体が多いのは、猛きんが小鳥を襲う場合、まず尾羽を抜いて方向を失わせるから」というような、図鑑や解説書にはない話を聞かせてもらえます。
また、「鳥を解体した後、内臓はどうするんですか?」という質問には、「大学の研究者に送ります。以前は病気の研究に使われたようですが、最近は放射能をチェックしているようです」という答えが返ってきました。
探鳥地には必ずガムを持参するとのこと。手の届かない所に羽根が落ちていると、ガムをかんでストックの先に付け、それに羽根をくっつけて拾うため。そうしてゲットしたのが立山の崖で拾ったライチョウの羽根です。

ライチョウ
次々に回覧される標本に見入ったり、写真を撮ったり、中には定規で測ったりメモをとる熱心な参加者もいました。まだまだ標本もネタもあるそうなので、今後も楽しみです。 室内例会 2018年7月29日 K.S wrote
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック