メニュー 閉じる

宇治川調査

 宇治川調査でV区背割りの桜並木の下の河川敷を歩いた。小雨交じりの天気だったがウグイスのさえずりが聞かれて春を感じさせてくれた。左岸は伐木が終わり、切り株に混じってオドリコソウの群落が広がっていた。うすく紅をさした白い花が咲き始めていた。天気のせいか、オオイヌノフグリは開いていないけど、ヒメオドリコソウとホトケノザの赤紫とハルノノゲシの黄色の対比が美しい。

 渡りが近いのか、ヒヨドリとイカルの群れが、宇治川を越えて飛び回る。その中にシメも交じる。木がなくなった分カモがよく見える。
 帰り道、桜並木のソメイヨシノのプレートをめくってみたら、ナミテントウとカメノコテントウが集団越冬中。カメノコテントウの幼虫の食べ物はヤナギハムシやクルミハムシの幼虫。彼らの育った河畔林はもうないかもしれない。なんとか、新しい住処を探して生き延びて欲しい。
            宇治川調査 (御幸橋~背割り)3月7日 Y&Y,O

●記録した鳥
カワウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ハシボソガラス 23種

                次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

カテゴリーの最近の記事