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大阪南港野鳥園探鳥会

            アオアシシギ photo by E.K (資料映像)

 曇り空で暑さも少し和らいだ展望塔は、大阪支部、兵庫県支部の探鳥会も行われ、多くのバードウォッチャーで賑わっていました。午前10時、会員など18人の参加のもと探鳥会開始。展望塔内は、冷気を吹き出すダクトが設置され、快適に鳥見ができるようになりました。南池には多くのアオアシシギが羽を休めていました。西池にはキアシシギや、ソリハシシギ、キョウジョシギ、シロチドリなど。北池ではキアシシギが干潟の水草をつついていました。展望塔前に広がるアシ原の上を、多くのツバメが飛び回り、セッカがしきり
に鳴いています。

        セッカ photo by Y.I (資料映像)
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 午前11時、南観察所は通過(草が伸び視界を塞いでいる)して、大阪湾を見渡す海側に移動しました。日射しが出て、汗ばむ体に海風が心地よく感じました。南池のアシの茂る水際に、クサシギがいました。また大阪湾に突き出す突堤には、多くのウミネコが並んで休んでいます。沖合いには、コアジサシの群れが餌を探して飛び回っていました。かなり遠いが、ミサゴも見られました。蚊に刺されながら通路を戻り、12時前、展望塔地下会議室で昼食にしました。
 午後は北観察所に移動して、北池を見ることにしました。潮の加減で水面が高く干潟が隠れて、残念ながら鳥の姿がありませんでした。午後2時前、展望塔に戻り、鳥合わせを行いました。シギ・チの出現が少なく、全部で28種でした。大阪南港野鳥園探鳥会 (8月24日) J.I

           チュウシャクシギ photo by E.K (資料映像)

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●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、コチドリ、シロチドリ、キョウジョシギ、アオアシシギ、キアシシギ、クサシギ、イソシギ、ソリハシシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、ヤマガラ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス 28種
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アオアシシギ Tringa nebularia Greenshank チドリ目シギ科
亜種: なし
異名: あおしぎ(青森)、おじろしぎ (兵庫)
L35 W69

セッカ 雪加 Cisticola juncidis Fan-tailed Warbler スズメ目ヒタキ科ウグイス亜科
亜種: 日本産は1亜種 C. j. brunniceps
異名: しほさざえ8岩手)、やちすずめ(宮城)、やぶすずめ(栃木県)、ちんちん(鹿児島、沖縄島)、かやどり(奄美大島)、ちんちな、ちいちなあ(沖縄島)、やる(埼玉)、せつかい(石川)、みそさん(奈良)、しばもぐり(静岡、神奈川)、このはどり(愛知)、すとと(熊本)
L12.5 W15.5 留鳥

チュウシャクシギ Numenius phaeopus Whimbrel チドリ目シギ科
亜種: 日本産は1亜種 N. p. variegatus
異名: しやく(石川、佐賀)、かましぎ(高知)、ちゆうしやくぬき(山口)、うまじやく(福岡、佐賀)、
L42 W80

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