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新緑の里山を歩き、夏鳥の声を聞く

宝が池山間園路探鳥会 4月20日

 青空も見える朝の集合地。でも今日の比叡山はくっきりとはいかず、ベールをかけたよう。山間園路のコースの説明をしていざ出発。
 岩倉川上流にコガモの群れがいて、私たちを迎えてくれた。下流は河川工事が行われているため、カワセミなど水辺の鳥は不在の様子。対岸にツグミの群れが飛んで歓声が。

 いこいの森でトイレ休憩の時、イソヒヨドリの雄が見てくれと言わんばかりに護岸に止まる。山間園路を登ると、メジロ、シジュウカラの声がしてくる。遠いがキビタキの声もしたという。五山送り火の一つ、妙法の「法」の点火台から市内中心部を見るともやがかかっている。

 花が残っていたコバノミツバツツジを見て進むと、センダイムシクイの声がしたという。そこで野鳥の森への分岐点で止まって耳を傾けることに。ここは宝が池周辺の山で、最も里山の風情(落葉広葉樹)が残っているところ。梅林園への下り道でもキビタキ、センダイムシクイの声がしてきた。

 宝が池駐車場でトイレ休憩の後、宝が池の岸を回るが少数のマガモ、カルガモがいるだけで静かなもの。池を囲む斜面にいくつもの穴が空いていて、カワセミの古巣と説明すると、「こんなところで!」と納得。

 国際会議場の敷地の芝生に下り餌を探しているツグミを見て、岩倉川上流の終了地に着く。鳥合わせの結果、23種を確認して解散した(J)。

●見聞きした鳥
マガモ6、カルガモ3、コガモ7、カワウ4、アオサギ1、コサギ1、トビ5、コゲラ5、ハシボソガラス2、ハシブトガラス5、ヤマガラ1、シジュウカラ8、ツバメ1、ヒヨドリ6、エナガ2、センダイムシクイ6、メジロ9、シロハラ1、ツグミ7、イソヒヨドリ2、キビタキ9、スズメ、ドバト
計23種

 

 

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