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嵯峨野カメラ散歩

 嵯峨野、広沢池から大覚寺を経て嵐山まで歩いた。京都有数の観光地、嵐山あたりは人でいっぱいだけど、みなさんすぐ近くの亀山公園まで足を伸ばすって事はないし、大覚寺周辺にしてもお寺の中は賑わってるけど大沢池の回りを歩くって人は少ないようだ。まして広沢池まで行くことは稀だろう。自然な感じの場所が点在していて鳥も見られるし、野菜の無人販売などもあってなかなか楽しいところなのである。

 人気の野々宮神社の裏手から広がる竹林、嵐山観光の象徴といっても良いだろう、やはり美しい。

 大沢池、透明度の高い一角、湧水でもあるのだろうかなんかひかれる不思議な色合いだ。天神島で数名の僧侶のあげている読経の声が極楽浄土を想起させる。

 これが嵐山である。祖母などはここら一帯を “らんざん” と呼んでいたが、この山は “あらしやま” なのか、とにかく近ごろ「らんざんへいこか」とは誰からも聞かない。

 江戸時代みたいな写真になった。やはりこの地にはそういうフレーバーが今なお残っているのだろう。ちょっと嬉しい。

 さて鳥だ。山越バス停あたりからカラ類、広沢池の葦原ではアオジやベニマシコの声がしていた。暫く佇んでいると数羽の赤い鳥が見られた。謎の声も聞いた、たぶん「あれ ?」ではないかと思うのだが不確実な事は黙っていよう。大覚寺の庭にはシロハラ、最近あちらこちらの水辺でオオバンが見られるようになってきている。Nov.8

●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、バン、オオバン、ドバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 36種

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