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Birder’s Café「野鳥と映画」

テレビで天気予報士が「無用な外出は控えてください」と呼びかける激寒の1月24日。「参加者は5~6人だろうな~」という気の重い予想に反して、支部事務所には15人が集まりました。しかも、嬉しいことに、わざわざ堺市から来られた大阪支部会員や、ホームページを見て参加された一般の若い男性も…。
寒さで下ったモチベーションが一気に高まって、野鳥が関連する映画9作品についていろんなエピソードをまじえながらご紹介しました。
まずは、『いそしぎ』。主題歌『The Shadow of Your Smile』が流れると、参加者から「懐かしい~」という声が出ました。タイトルのイソシギは映画の舞台となったカリフォルニアには分布せず、実際に登場するのはハマシギであることをご紹介しました。
下の動画の2:55あたりにハマシギを手にしたエリザベス・テーラーが登場します。

    

続いて、ヒッチコックの『鳥』をピックアップ。カラスやカモメが次々と人間を襲うシーンをお見せしながら、イギリスで実際に起きた鳥の襲撃事件が原作であることや、「猛禽類ではなく身近な鳥が人間を襲うから怖い」というヒッチコックの製作意図をご紹介しました。
その後、007シリーズを採り上げ、原作者のイアン・フレミングが熱心なバードウォッチャーであり、鳥類学者ジェームス・ボンドを主人公の名前にしたエピソードをご紹介しました。
2012年に公開された『ビッグ・ボーイズ~しあわせの鳥を探して~』では、バードウォッチング・ウィドウから離婚を迫られるシーンを上映。身に覚えがあるらしい何人かの男性から含み笑いが漏れました。

    

映画に詳しい参加者が、担当者が忘れた俳優の名前や採り上げた作品がテレビで放送されたことなど補足説明をしてくださいます。
また、京都支部きっての文化人Sさんは、わざわざ「映画と鳥」と題する資料を用意してくださいました。その中には、今回採り上げなかった『新・動く標的』『ペリカン文書』『白いカラス』などがリストアップされていました。
機会があれば、そうした映画を採り上げて、「野鳥と映画」第2弾を企画しようと思っています。                       室内例会「バーダーズ・カフェ」2016年1月24日 K.S wrote

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