メニュー 閉じる

春の渡りのシギ・チドリを見よう

大阪南港野鳥園探鳥会 5月11日

 大型連休が終って皆さんお疲れのところだったかも知れませんが、例年並みの参加者があり、中にははるばる京都府北部から参加された方もおられました。
集合時刻の頃はまだあまり潮が引いていませんでしたが、展望塔近くの岸にチュウシャクシギやキアシシギが見られました。

 干潟が姿を現すに連れてトウネン、メダイチドリ、ハマシギも数が増えてきました。

 沖に目を向けると大きな自衛艦が出現、周辺にコアジサシが舞いますが、それをそっちのけで艦名の識別に挑む人も。

 北展望所に移動すると目の前に広い干潟が姿を現しており、ここにもトウネン、ハマシギ、メダイチドリ、チュウシャクシギを多数見ることができました。 

 はばたきの丘に移動して、上空を飛び交うツバメや巣を出入りするキジバトをながめながら昼食、その後鳥合わせ解散しました。

 昨年より開催日が数日遅いためか冬鳥は姿を消し、渡りの夏鳥も観察できず。シギ・チドリ類は種数は少なかったものの、全体の個体数は昨年を上回ったものと思われます。

 対岸の夢洲の湿地は重要な野鳥の生息地となっています。そこでは来年4月の開会に向けて万博会場が着々と建設中で、南港野鳥園にも影響は大きいと思われ、来年以降が心配です。(K)

●見聞きした鳥
カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コチドリ、メダイチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、トウネン、ハマシギ、コアジサシ、ミサゴ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ムクドリ、スズメ、ドバト
計25種

 

 

次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事