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有栖川の源流を訪ねて

 北(奥)嵯峨平日探鳥会 2022年7月7日


 例年7月の北嵯峨平日探鳥会は有栖川を遡上して奥嵯峨へ探鳥に出かけます。ここ2年開催できなかったので3年ぶりの実施となりました。猛暑の予報に熱中症が心配されるので、途中水分補給休憩をこまめにはさみながら探鳥を楽しみました。


 大覚寺から観空寺谷までの田園地帯では、水田にたたずむダイサギや電線で羽休めするツバメの親子、民家の屋根のハクセキレイの親子などを観察。日差しが強いもののまだ風は爽やかです。


 林道に入るとスッと気温が下がりほっと一息。林道入り口でキセキレイの出迎えがあり、暑いながらも鳥の出現はまずまずです。
 林道では樹木の中を飛び交う鳥影は見えるのですが、なかなかスコープを構えての観察は難しく、専ら耳で楽しみました。ヒヨドリ、ウグイス、キビタキが森のあちこちで鳴いています。残念ながらお目当てのサンコウチョウの声は聞くことができませんでした。


 最後にコゲラが枯れ木を突く様子をゆっくりと観察。


 大覚寺まで戻ると解散予定時刻になっていたので、希望者のみ大覚寺の庭園に入りました。アオバズクは6月1日に初見されて、その後時々目撃されてはいるようですが、会うことはできませんでした。


 大沢池ではカイツブリの親子が観察されました。ムクドリ、セグロセキレイなどの幼鳥が芝生の上を歩いていたり、水浴びをしていたりと暑いながらも楽しい探鳥会になりました。

北(奥)嵯峨平日探鳥会 2022年7月7日 K.O.

 

●見聞きした鳥
カイツブリ5、キジバト5、カワウ1、ダイサギ3、コサギ2、トビ1、コゲラ3、カケス1、ハシボソガラス3、ハシブトガラス2、ヤマガラ3、シジュウカラ3、ツバメ15、コシアカツバメ5、ヒヨドリ30、ウグイス10、エナガ3、メジロ10、ムクドリ20、スズメ20、キセキレイ1、ハクセキレイ5、セグロセキレイ5、カワラヒワ10、イカル4、ホオジロ3、キビタキ5  計27種

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