25,821種、”絶滅のおそれのある野生生物” レッドリストに上がってる最新の数字です。恐ろしいような数ですね、興味本位で手にした「動物の箱舟」という本を見るまで、具体的にはよく知りませんでした。
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絶滅のおそれのある世界の野生生物が2万5,821種に
2017年12月5日、IUCN(国際自然保護連合)は東京で、最新版の「レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)」を発表しました。この最新版のリストで、絶滅のおそれが高いとされる3つのランク(CR、EN、VU)に記載された野生生物は、2万5,821種。この中には、野生のイネ科植物や、温暖化の影響が心配されるシロフクロウなどが含まれています。WWFジャパンも、東京での発表記者会見にパネリストとして参加。絶滅危機種の増加が、環境問題の深刻化に対する警鐘であることをあらためて訴えました。WWFジャパンHP
まず頭を過ぎったのは「原因はなんだろう」。地球温暖化なんて「よそごと」な表現、私は「人」だと思います。道を拡張するのに邪魔だから木を切ったとか、日頃、当たり前のように、普通に繰り返される自然破壊。
考えてみて下さい、木一本でも育って日陰を作るようになるまで何十年、何百年てかかるわけでしょ、命ですよね、そんな簡単に絶ってしまっていいのかなぁ、最近あまり聞かなくなったけど「命は地球より重い」て言います。切り倒した木は二度と蘇りませんから。
開墾など、人の動きが原因で町に出てくるイノシシ、クマ。異常に増えて邪魔になった鹿とかも、”駆除しなくてわ” なんて、殺すことを駆除と言い換えているように思えて気にかかるところです。
みんなが「生命」を意識すると自然破壊という愚挙の速度が落ちるように思うのですが、たぶんダメでしょうね。
●参考資料
・生物個体数のわずかな変化から生態系崩壊の兆しを予測、理論を提案
・A biologist captured “soul-crushing” footage of this starving polar bear just before he died.
動物の箱舟
2017年8月15日発行
定価:本体3600円+税
ナショナル ジオグラフィック
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