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変な鳥ヤバい鳥どでか図鑑

 店頭では見つけられなかったので、店員さんに尋ねた。
「あれねぇ、ありますあります、ちょっと見てきますね」
しばらくして、「これみんなでみてたんです、おもしろいですね」
「えっ、そうなんや、どこらが面白かったん ?」

近年の研究で判明したことらしいのですが、「絶滅した」と多くの人が思っている恐竜は実は全然絶滅などしておらず、現在は鳥として私たちの周りに生息しているのだそうです。
それを知った瞬間、私は世界の景色の見え方が一変しました。庭にやってくるヒヨドリも、ゴミ袋を荒らしているカラスも、動物園のダチョウも、恐竜なんだ !
つまり私たちは現在、「ジュラシック・パーク」に囲まれて、生きているんだ !
私が「妙な鳥」にゾクゾクしているのはもしかしたら、そこに恐竜の残り香を感じているからなのかもしれません。たしかに「妙な鳥」たちは、どこか遠くから運ばれてきたような、本当は存在してはいけないような、そんな艶めかしさを放っています。
いま、書店には「美しい鳥」や「かっこいい鳥」などをテーマとした図鑑が跋扈しています。その中に一冊、「ゾクゾクするという鳥の愛し方」を主張している図鑑が紛れていてもいいのではないか。そうして生まれたのが、本書です。
また「現代の恐竜図鑑」として機能している図鑑でもありたい、とも思っています。/HPより

    変な鳥ヤバい鳥どでか図鑑 
    私は妙な鳥にいつも体をゾクゾクさせている。
    エイムック 3799 • ワクサカソウヘイ/著述
    エイ出版社
    ISBNコード: 978-4-7779-4782-9
    税込価格 1,080円
    頁数・縦 96P 30cm

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