重機が入っていた。私たち “人” の世界ではなにげに「またなんかやってるな」で終わりなんだけど野生の動物たちにとって、住まいが突然なんの前置きもなく抉りとられるわけで、正に死活問題なのである。ここは小ぎれいな遊歩道でもないし、掃き清められた公園でもない、緑が溢れているとはいえ大部分の人の目には無用な草地にしか映らないのだろうか。
ほんの少しだけど鳥や獣たちのことを知っているつもりの私たちだが、さてその大部分の “野生生物にとっての草地の大切さ” を理解していない人たちにどう伝えれば良いのだろう。みなさんの知恵を結集したい。
個人的には一縷の望みは持っている。国会前で「開発反対」と太字で書いたプラカードを掲げて座り込む、環境省へ手紙を書く、河川敷を買って監視小屋を作って住む、なんてことではありません。まず、多くの人に野草の美しさ小鳥たちの可愛さを見ていただきたい。生物世界の素晴らしい仕組みを知っていただきたい。みんなでその感動をともにできたら、どうぞみなさん「次の観察会 “探鳥会ガイド”」をクリックしてみて下さい。
桂川生物多様性調査 (三川合流) Nov.5
●記録した鳥
カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、イソシギ、ドバト、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 33種 (非公式)
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