総会前京都御苑探鳥会 5月21日
恒例の総会前の探鳥会。今回は総会で講演していただく野鳥写真家・叶内拓哉さんにも同行していただき、同時にコーワの双眼鏡と望遠鏡のモニターも実施。双眼鏡は事前予約された方に使用していただき、望遠鏡は担当者4名が持ち歩いて参加者に自由に覗いていただきました。
5日前には葵祭が行われて上皇ご夫妻も初めて観覧されましたが、苑内の鳥たちは子育ても終わって平静を取り戻していました。
児童公園あたりでは鳥がほとんど出現しなかったものの、近衛池ではマガモやキセキレイ、セグロセキレイ幼鳥が出現。早速、双眼鏡をじっくり試したり、望遠鏡を見比べていました。
その後、母と子の森でコゲラ、バードバスでシジュウカラやヤマガラの成鳥や幼鳥が登場。バードウォッチングが初めてというお試し会員は、叶内さんの説明を熱心にメモしていました。
松林では大型の鳥の巣を発見。「トビでしょう」との叶内さんの推測どおり、幼鳥の姿が見えました。
九条池では、いつもの水鳥がなぜか不在で、鯉と亀のみ。汗が出るほどの日差しを避けて日陰で鳥合せを行い、叶内さんの講演と総会が行われる会場へ向かいました。(S)
●見聞きした鳥 マガモ、キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ
計19種類