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2012日本野鳥の会京都支部総会

 6月10日(日)、右京区仁和寺御室会館において「2012日本野鳥の会京都支部総会」が開催された。午後1時開会が告げられ、西川さんを議長に選出し議事に入った。まず前年度の支部の活動報告、新年度の活動計画が澤島支部長を皮切りに各部長から発言がある。今回は詳細な活動状況が報告され、今後の課題も具体的に示された。続いて会計報告が行われる。また監査役から「監査の結果、適正に運用されていると認める」旨報告があった。さらに予算案の質疑に移り、各議案ごとに出席者に承認を求めたところ、拍手でもって承認された。議事は役員改選に移り、幹事10名、監査役2名が承認された。直後行われた臨時幹事会において、新支部長に石川順一さんを選任し、議事は終了した。

 午後3時から大阪自然史博物館の和田岳(たけし)さんをお招きし、「身近な鳥を調べてみよう~誰でもできる鳥類調査」というタイトルでお話をしていただく。和田さんのこれまでの鳥類を中心とする調査研究活動の経験を紹介していただくとともに、得られたデータをどのように分析し活かしてきたかをパワーポイントを使って(クリック)説明していただいた。そしてまとめとして、バードウォッチングをする時は、次のことを心にとどめていただきたいと話される。
①意識して見る、つまり記録するということ。
②新たな楽しみ、新たな視点を探して見るということ。
③そのデータは、いつか何かの役に立つかもしれないと考えて記録するということ。
 駅のホームで営巣するツバメの話など話題は尽きず、講演は大幅に延長して午後4時30分終了した。

 また会場後方では、会員が持ち寄った野鳥グッズのバザーや、書籍、グッズの販売が行われ、休憩時間に品定めする姿が見られた。(J)

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