6月13日、雨模様の仁和寺御室会館で、京都支部総会が行われた。13時、開会が告げられ、澤島支部長のあいさつの後、白井さんを議長に選出して議事に入った。まず2009年度活動報告、2010年度活動計画の審議に入り、支部長の発言を皮切りに各部の報告が行われる。今総会は、本部の公益財団法人化に伴う「日本野鳥の会京都」への名称変更が求められていること。そのための会規約の改定をお願いすると述べられた。会計報告に移り、支部の財政が健全な状態にあり、資産は適正に運用されていると認められた。次いで規約案について支部長から説明があり、満場一致で承認された。議事は幹事、監査役選出に移り、立候補者がなかったため、幹事会が推薦した幹事10人、監査役2人が承認された。直ちに臨時幹事会が開かれ、澤島哲郎代表、田淵章副代表、中村桂子副代表、山口武会計が選任された。そして新役員の紹介をして、すべての議事が終了した。
15時から岡山県在住の越山洋三さんの講演「旅をしながら鳥を見る」が行われた。調査の仕事を通じてハマったバードウォッチングの話をパワーポイントを使って紹介していただく。野鳥の渡りへの興味からアジア・オセアニア自転車旅行、韓国西岸沿いのソチョン島での探鳥の話。そして台湾探鳥行をきっかけに、野生動物画家を目指すことになったエピソードを話された。会場後方に、越山さんが描かれた作品「クマタカ」が掲げられ、画集『きれいな色鉛筆画で見る倉敷の野鳥』が展示されていた。(J)
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