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田園と河原で夏鳥を探そう

 「巨椋は冬の猛きんと秋のシギチだけじゃないよ、夏も面白いよ」という趣旨で始めたこの探鳥会も今年で3回目。しかし、減反政策の終了、温暖化による田植え時期のズレ込みによって畔や休耕田の草地がなくなり、お目当ての1種アマサギが極端に少なく、下見ではケリさえ見られませんでした。

 それでも、広い農耕地に入ると、コサギ、チュウサギ、ダイサギに加えて、遠くにアマサギが出現。ベテラン会員によるサギの識別講座が始まりました。そして、ケリとチョウゲンボウも現れて、巨椋のクリーンナップが出そろいました。
 また、宇治川へ向かう途中のネギ畑ではヒバリが目の前に、さらに別個体がさえずりながら上空に登場。この日探鳥会デビューされた若い女性もじっくり観察されました。

 宇治川の堤防に上がると、ヨシ原からウグイスとオオヨシキリのコーラスが聞こえてきます。しばらく探すと、ヨシの茎にも鉄塔の脚にもオオヨシキリが止まっています。全員がじっくり観察した後、「ギョギョシ、ギョギョシ」を聞きながら鳥合わせしました。                     巨椋探鳥会 2018年6月16日 K.S wrote

●見聞きした鳥 天候:
カルガモ、キジバト、カワウ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ケリ、トビ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アイガモ、ドバト 28種

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