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野鳥と映画

 第1弾では『いそしぎ』『鳥』など洋画ばかり取り上げましたが、今回は邦画2本、洋画6本をピックアップしました。
 姥(うば)捨て山を題材にした『楢(なら)山節考』では、クライマックスシーンに登場するカラス500羽の調達方法を裏話として紹介。アルビノの黒人が白人として生きる『白いカラス』や、原題が「モッキンバードを殺すこと」という『アラバマ物語』はいずれも重いテーマを扱った社会派の映画でした。また、石油資源開発会社と野鳥保護団体の裁判をきっかけに起きた殺人事件を描く『ペリカン文書』も紹介しました。

 その後、参加者それぞれが映画の思い出や好みなどを語り合いました。「映画は俳優で観る」という人、「監督で観る」という人、特定の俳優を挙げて「この人が脇役をやっている映画は観る」というマニアックな人も…。中には、紹介した今村昌平監督版より前の木下恵介監督版の『楢山節考』を小学生の頃に観たという方もおられて驚きました。
 映画をテーマにした室内例会だけに、それぞれこだわりのある会員が参加されたようでした。       室内例会 2018年4月1日 (S)

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