今年はカモ類が少なく、カモ以外の冬鳥の数も少ない。予想最高気温は℃6度と寒くなりそうだ。千鳥ケ淵に回り道をするのはやめよう。と昨日までは思っていた。
自宅を出て松尾橋を渡るとマラソン大会の垂れ幕が見えた。準備をしていた人に尋ねると近隣の小学校のマラソンを10時にスタートするということだった。
千鳥ケ淵へ行かず松尾橋へ直行すると、嵐山東公園でマラソンとかち合う。そこで、予定通り千鳥ケ淵へ行くことにした。
渡月橋南詰に集合したのは担当をふくめて15名だった。
渡月橋上流には「オナガガモ」や「ユリカモメ」が泳いでいた。近くには「ハクセキレイ」、「セグロセキレイ」、「シジュウカラ」が見られた。
渡月橋を出発し、桂川右岸を上流へ進む。途中嵐山方向では「ジョウビタキ」の声、桂川方向では「アオジ」の姿が、そして川面には「カルガモ」や「ヒドリガモ」が見られた。
期待していた「アトリ」や「ルリビタキ」には出会えなかった。
渡月橋に引き返し、桂川右岸を下流へと進む。予想通り野鳥は少ないが「イソシギ」、「ジョウビタキ」、「モズ」、「カワラヒワ」、「ツグミ」など見られた。
嵐山東公園の中程で「オオタカ」が出現した。
少し時間があったので松尾橋を通過し200mほど下流まで進む。3日前ここで「アリスイ」を発見したのだが、その姿はなかった。川岸に「イカルチドリ」が見られた。
鳥合わせをしようとした時、上空の「ドバト」の群れの中に「ハイタカ」が紛れ込んでいた。小鳥に警戒されないようにしていたのだろうか。
期待していた野鳥にはほとんど出会えなかったが、出現鳥38種とまずまず探鳥会であった。
桂川探鳥会 (12月9日) K.K wrote
●見聞きした鳥
キジ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、トビ、ハイタカ、オオタカ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ショウドウツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ 38種(+ドバト)
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