8月26日に行われた大阪南港野鳥園の探鳥会に参加しました。当日は大阪支部の探鳥会も重なって、観察舎はバーダーで満員。
その数と同じくらいたくさんいたのはトウネン。いくつかの群れになって干潟で餌を食べたり、水浴びしたり、飛んだりしていました。
可愛いですね。ここに集まるシギの仲間では最も小さい種類。
逆に最も大きくて目立つのはアオアシシギ。脚が長いためか、水深のあるところでもドンドン歩いて行きます。細いから水の抵抗も少ないんでしょうね。
アカアシシギも数羽いました。実は私はアカアシシギとは初対面。ライフリストが1種増えました。
このほか、キアシシギもいて、青・赤・黄の信号色のシギが勢ぞろい。
探鳥会は1時で終了し、他の参加者は帰られましたが、私は2時頃までねばりました。その甲斐あって、ムナグロが姿を現しました。
しかも、英名「黄金のチドリ」の由来である背中の黄色い班点と日本名の胸の黒を残した夏羽の個体。巨椋干拓田では夏羽のムナグロを見ることが少ないので、しばし見とれました。
この大阪南港野鳥園は橋下市長のリストラ策として一時は廃止の対象になっていましたが、その後どうやら存続と決定したようです。関西のバーダーとしては一安心。
現在は入園無料ですが、例えば大阪市民は300円、それ以外は500円になってもいいから、観察施設&バードサンクチュアリーとして永続させてほしいですね。
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