メニュー 閉じる

桂川生物多様性調査(三川合流) 

 繁殖期です。子ガラスはなんかのひょうしに背中に白い斑点が見えたりします。カラワヒワ、シジュウカラ、エナガの群れもいつもとは違った様子です。モズも若鳥、ムクドリは巣立ち雛の餌ねだりの声がします。水辺の草に止まっているツバメたちも幼鳥でした。鋭いウグイスの雛の声も聞こえます。私たちがうっかり近づくとあたりに親鳥の警戒声が響きわたります(野鳥観察で子育て中の鳥には十分な配慮をして下さいクリック)。当日、39種 508個体が記録されました。昨年同期の調査に比べ個体数で約 200、12種類の増加でした。

 今回、植物はシダ類に注目してみました。前回に引き続き記録を続けています。今のところ 27種あまりを確認しました。京都府下では数すくないとされている種類もありました。
             桂川生物多様性調査(三川合流) 6月7日 

     ヒカゲワラビ Diplazium chinense (Bak.) C.Chr. イワデンダ科 ヘラシダ属

 アカメガシワの開花が始っています。石鹸の香りです。身近な木本なのでどこかで見つけたら匂いでみて下さい。ここにはクワもいっぱいあります。ちょうど果実の季節でみんなで食べました。クサイチゴも甘くて美味しい、ヤブヘビイチゴより少し大きい真っ赤な実です。(すべての写真はクリックすると大きくなります)

               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

カテゴリーの最近の記事