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サシバの渡り観察

 4月5日、南あわじ市の大鳴門橋記念館でサシバの渡りを観察しました。明石海峡大橋は濃い霧の中で、淡路島南インターを下りる頃になって、見通しも良くなりほっとしました。北西風が強くどんよりとした空に、大鳴門橋、対岸の鳴門山展望台も霞んでいます。9時40分、リーダーのIさんのあいさつと説明があり、兵庫県支部の探鳥会が始まりました。

 9時49分最初のサシバが飛び、今シーズン初の対面に歓声が上がりました。ミサゴ、ノスリ、オオタカ、チョウゲンボウも出ましたが、霧の中を突然現れる感じで、近くを通過するものはほとんどありません。そして12時半頃、探鳥会が終了するまで10数羽の通過にとどまりました。午後もぱらぱらと飛ぶ感じで、15時迄にサシバ20数羽を記録した程度でした。15時過ぎから風向きが南西に変わり、暖かな日差しが戻ると、複数の固まりで通過し始めました。16時16分、サシバ16羽の群れが通過するなど、タカ柱を見ることもできました。16時45分の撤収までに、サシバ・97、ノスリ・2、ツミ・2、ハイタカSP・1、オオタカ・1、ミサゴ・2、チョウゲンボウ・1が通過しました。今日の通過コースは、室展望台から大鳴門橋記念館の西側を通過するものが多く、午後になって東側を通過するものが出てきました。また全体として遠いものが多く、探鳥会参加者には不満の残ることになったかもしれません。なお、参加者は19人でした。(J)

●見聞きした鳥
カワウ、コサギ、ミサゴ、トビ、ツミ、ハイタカSP、オオタカ、サシバ、ノスリ、チョウゲンボウ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、キジバト、アオバト、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、スズメ、ハシブトガラス 24種

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