愛媛個体で足にリングの無い本来の野生個体です
京都駅に全員集合後、約2時間後に三島池に到着した。到着するなりどこかからアオバトの声が聞こえてきたと思うと、林の中にいるオスのアオバトを発見し、望遠鏡に入れる。参加者全員で確後、三島池の渕に移動。オナガガモとヒドリガモが中心に私達の周りに近寄ってきました。浮島の渕には多くのオシドリが姿を見せ、その中にトモエガモが1羽いました。観察ではただ種類だけで終らすのではなく、今回は望遠鏡でカモの爪の色は、何色かという目線で観察しました。オナガガモは灰色の水掻きに鉛色に近い爪があり、オシドリは、うすい柿色した水掻きに白い爪がありました。普段はそういう目線ではカモを見ないと思いますがチャレンジして頂きました。
池の渕を周遊し、スタート地点に戻りかけた付近で、ミヤマホオジロの群を観察する事ができました。幸先良く、次の探鳥地、南浜へ向かいました。ここではカワアイサの群、ミコアイサの群、ハジロカツブリを観察しました。ハジロカイツブリの目の赤さやミコアイサの多さが印象的でした。その後、湖北野鳥センター近くの道の駅にて昼食を取り、センターに入りました。センターではレジャーの植田さんが、今日の鳥の出現具合や様子を案内してくれました。備え付けの望遠鏡に入っているオオワシを確認しセンター内からはオオヒシクイやマガンを確認、遠くにいるアカハシハジロのメスを確認する方もいらっしゃいました。その後、コハクチョウの群れの中にいるコクガンを探そうという事でポイントに行き、結果的にコクガン、アメリカコハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウを確認する事ができました。その後、城崎温泉へ舞鶴若狭道を利用し、19時半過ぎに到着し、美味しいカニ料理となりました。その後、外湯巡りで疲れを流しました。
翌朝、8時過ぎに出発し、まずは円山川河川敷堤防を歩きました。だんだんと冷え込んできましたが、河川敷では、ノスリやハヤブサの姿を観察しジョウビタキやオオカワラヒワ、オオジュリンの姿がありました。そのまま、楽々浦湾に行きましたがマガモが入っている程度であまりゆっくりせず「鼻かけ地蔵」をお参りし、玄武洞ミュージアムでトイレ休憩した後、現地の鳥仲間の情報により放鳥個体のコウノトリがいる場所が確認され、直行しました。雪の中、6羽のコウノトリの姿を確認し、私たちは出石そばのお店に移動しました。出石そばで身体を温め、コウノトリの郷公園に向かいました。主任研究員の大迫氏より、郷公園の現在の状況、放鳥されたコウノトリの様子や移動経路について解説頂き、コウノトリの給餌シーンを見た後に郷公園を後にしました。京都駅には、予定時間より早く到着して解散となりました。
この度はバスツアーに、ご参加頂き誠にありがとうございました。いつかまた皆様と会える日を楽しみにしています。
1月9日~10日 N. K(アミューズ・トラベル) wrote
●見聞きした鳥
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギコウノトリ、コクガン、マガン、オオヒシクイ、コハクチョウ、オシドリマガモ、カルガモ、コガモ、トモエガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、ミコアイアサ、カワアイサ、トビ、オオワシ、ノスリ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、バン、オオバン、ケリ、タゲリ、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、キジバト、アオバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、オオジュリン、アトリ、ベニマシコ、カワラヒワ、シメ、スズメ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス 65種
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