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橿原神宮探鳥会

               畝火山口(おむねやま)神社

 支部報『そんぐぽすと』の連載記事「おじゃまどり」取材のために、奈良支部の橿原神宮探鳥会に参加した。厳しい寒波が襲来した1月24日、集合場所の橿原神宮駅前に参集したバーダーは、担当のOさんと京都支部からの4人を含めて10人、こじんまりした探鳥会になった。開会直前に、駅舎の屋根にイソヒヨドリ雌が出現、Oさんのお話では、この時期、ほぼ毎日2羽が見られるとのこと。
 神宮の境内に入ると、シロハラやセキレイ類が次々と出現。空にはカワウが盛んに飛んでいる。アッ、ルリビタキのきれいな雄が目の前に出た! 奥にはシメも歩いている。

 やがて境内南西端の深田池に到着。カモは数は多いが、マガモとヒドリガモの2種類だけだ。以前にはオシドリもよく見られたとのこと。池畔には、アオサギの集団ねぐらがあり、30羽ほどが樹に止まっていた。ここでは、カイツブリやビンズイ、アオジなどが出現鳥に加わった。
 神宮の境内を出て、畝傍山山麓の畝火山口(おむねやま)神社に向かう。途中の小さな池でカワセミを確認。畝傍山の上にはノスリが出現、特技のハンギング(はばたきなしの停空飛翔)を何回も見せてくれた。神社の手前でハイタカが舞い上がり、頭上を通過した。神社に着いてまもなく、雪しぐれになり、「雪宿り」をかねてトイレ休憩。その後、畝傍山の中腹を通って橿原森林遊園へ。途中、コゲラやカワラヒワを確認し、芝生の休憩所で鳥合わせ。本日の出現鳥は33種であった。
     橿原神宮探鳥会(1月24日、奈良支部) Σ

●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、ヒドリガモ、トビ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 33種

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