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JRで琵琶湖一周探鳥行

 紅葉のまっただ中の11月24日、9:12「山科」を発車した琵琶湖線米原行き普通電車には編集委のメンバー4人の顔がありました。最後尾の車両は空いていて、さっそく双眼鏡を取り出して準備OK。大津市街を走り抜けると、最初の探鳥ポイント瀬田川鉄橋です。瞬く間に通過しましたが、カイツブリ、ヒドリガモが見られました。市街化が著しい草津市周辺は、都市鳥が見られるのみ。「野洲」を過ぎ、閑散となった車内は貸し切り状態。「篠原」辺りでミヤマガラスの群れ、「安土」付近ではコガモ。停車駅前後の低速時にアオサギ、ハクセキレイ、コサギ、ヒバリ、ダイサギと確認種は増えていきます。
 「米原」で北陸線への乗り変え時間を利用して駅弁を買いました。11:03発の近江塩津行き普通電車に乗り、雪化粧の伊吹山を望み「坂田」付近でモズ、「高月」駅でジョウビタキ、「木之本」付近でケリが見られました。「木之本」駅にはSLが止まっていて、鉄道ファンで賑やかでした。車窓から見える風景は山がちになり、「余呉」を出ると探鳥ポイント余呉湖です。窓にかじりついて一瞬を見逃さず、カンムリカイツブリ、ホシハジロ、ユリカモメを確認。
 「近江塩津」で、湖西線に乗り換える1時間を利用して昼食。食後ホームから探鳥するとツグミ、シジュウカラなどが見られました。小雨が降り出し、12:39発の新快速に乗車、「北小松」辺りの湖岸でキンクロハジロ、「志賀」ではマガモを確認。「近江舞子」で普通電車に乗り換え、最後の探鳥ポイント「小野」で下車しました。雨が振り込むホームで、フィールドスコープを出して奮闘したsさんの頑張りでヨシガモ、オカヨシガモ、オオバンなど8種を確認できました。そして目的地「大津京」に14:21到着、探鳥行は終了しました。出現鳥は31種でした。(J)

●見聞きした鳥
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、ケリ、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 31種

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