宇治平日探鳥会 3月30日
集合前の下見で平等院にヒレンジャクが10羽ほどいたので、急きょ予定のルートを変更して、京阪宇治駅→平等院→興聖寺→大吉山→宇治川中州の順に歩くことにました。
ところが、みなさんを案内した頃にはヒレンジャクはすでに不在。それでも諦めずに、橘橋と朝霧橋を渡った宇治川右岸でもヤドリギが着床する樹木を探したものの、結局発見できませんでした。
興聖寺前ではカワセミが現れ、じっくり観察できました。大吉山の展望台では、約束通りクロジが雌雄とも登場。
いつもとは逆に最後のポイントとなった宇治川中州前でカワアイサなどを見ていると、上空にはカラスにモビングされるハイタカ、中州の石の上にはタヒバリが出現。サギ類がコロニーを形成している陵墓の森では、アオサギが次々に営巣用の枝をくわえて運んでいました。
初夏を思わせる陽気の中、鳥だけでなくサクラやツバキ、コバノミツバツツジなど満開の花も堪能しつつ、2022年度最後の探鳥会は終了しました。(S)
●見聞きした鳥 カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、トビ、ハイタカ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、クロジ
計33種