下鴨神社平日探鳥会 3月7日
雲ひとつない快晴で、予報では最高気温が20℃を超えるとか。一気に季節が進んだ感がある。冬鳥たちは今日が見納めかもしれない。
鴨川と高野川の背割りは、上流下流とも水鳥の姿が少ない。今日の主役はキセキレイで、よく見ると羽根の模様や色合いが個体ごとに異なる。
いつものようにイカルチドリを探すと中州にペアが1組見つかる。河畔の低木にジョウビタキのメスが現れ、早くも時間は押し気味だ。
下鴨神社内は小鳥たちの動きが盛んで、繁殖シーズンの始まりである。冬鳥の姿もそれほど多くはないが、「今日はアオジが見られなかったね。」などといっていると、糺の森の出口でペアが樹上から見送ってくれた。
鴨川左岸を探鳥。少し上流の水深のある所ではマガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、カワアイサなどが盛んに採餌している。なんとなくどの鳥も忙しそう。
見上げるとトビだけはゆったりとピーヒョローと鳴きながら飛んでいた。
北大路橋付近で鳥合わせをして解散した。(K.O.)
●見聞きした鳥 ヒドリガモ80、マガモ30、カルガモ5、コガモ30、カイツブリ4、キジバト10、アオサギ4、ダイサギ1、コサギ10、イカルチドリ3、イソシギ1、トビ40、コゲラ1、モズ2、ハシボソガラス10、ハシブトガラス30、シジュウカラ10、ヒヨドリ30、ウグイス3、エナガ6、メジロ5、ムクドリ12、シロハラ6、ツグミ2、ルリビタキ1、ジョウビタキ4、スズメ40、キセキレイ10、ハクセキレイ5、セグロセキレイ20、カワラヒワ4、イカル10、アオジ2、オオバン10、カワアイサ6、オカヨシガモ30、キンクロハジロ12、ドバト40
計38種