第5回バリアフリー探鳥会 2022年11月16日
コロナ禍のため2年間中止していましたが、11月16日(土)、鴨川で第5回バリアフリー探鳥会を開催しました。
車イスの方だけでなく、手足が不自由な肢体障害者、視覚障害者、聴覚障害者、さらには車イスの高齢者やベビーカー連れの家族も対象にした探鳥会で、障害の種類を問わないバリアフリー探鳥会は全国的にも京都支部だけの取り組みです。
今回、肢体障害者5名、車イス利用者2名、視覚障害者2名が参加され、それぞれの介護者や当支部の担当者を含めて総勢22名が、北大路橋から出町橋まで鴨川右岸をゆっくり歩きながらバードウォッチングを楽しみました。
普通の三脚では車イスがつっかえてスコープをのぞけないので、広く開脚する三脚を用意して車イスの方にもアップで鳥を見ていただきました。また、視覚障害者には点字図鑑と鳥の声を再生する音声ツールで案内しました。
大阪市西区在住の視覚障害者や、2年前に入会された車イスの会員も参加されました。カワアイサやカワセミなどの水鳥のほか、モズやコゲラなど例年よりもたくさんの鳥が出現。野鳥とのふれあいだけでなく、障害者同士や障害者と会員の交流も生まれ、有意義な1日となりました。(S)