京都支部では、野鳥情報を満載した雑誌『そんぐぽすと』を隔月で会員に無料配布しています。その247号(4月~5月号)を発行しました。
今号の特集は「サギ」。異なる種類がコロニー(集団繁殖地)を形成する特有の生態のほか、ササゴイのルアーフィッシングやコサギの足震わせ漁法などサギの多様な採餌方法を解説しました。また、調査部が進めてきた京都府内のサギコロニーの調査報告も掲載。種類ごとのコロニーの傾向についてグラフや地図を用いて示しました。
会員が訪れた中南米のバードウォッチング紀行の3回目は、コスタリカのカーニョネグロ。ベニヘラサギやミドリヤマセミなど珍しい鳥を紹介しています。また、プロ野球の開幕にちなんで、アメリカで行われている野鳥にやさしいスタジアムの建設についても紹介しました。
野鳥の観察記録を集めた「鳥だより」では、初めて正式記録となったハマヒバリや、珍しいメジロガモ×オカヨシガモの交雑個体の雄を紹介しています。