保津川鳥獣保護区探鳥会 12月25日
全国的に記録的な積雪の昨今、午前中の降水確率は30%で降雪の可能性もあるかなと案じながら、時には小雨、時には青空が広がることもあった半日でした。
スタート直後、イソヒヨドリ雌が近距離に出現してくれました。羽毛の間にたっぷり空気をはらんだ状態で、ボールのような『まんまる鳥』になっています。『ふくらすずめ』の言い方がありますが、彼女の場合は、ふくら・・・。さらに雄も登場して、雌雄の違いを比較することも楽しめました。
クヌギの木に翼を休めるオオタカを見つけた人がいました。距離はあったもののスコープでじっくりと観察できた直後、今度は2羽のオオタカが戯れるように舞います。『キィー キィー キィー』の鳴き声サービスもあって、うれしくなりました。
トロッコ列車を見送ったり、京馬車を引く『スピカちゃん』が頑張っているのに感心したり、保津川下りの舟に手を振ったりのおまけつき探鳥会でした。
気がかりなのは、亀岡の冬鳥(カモ類や小鳥等)の種類も数も少ないことです。各地探鳥地の冬鳥はいかがでしょうか。京都府外の様子も知りたいところです(T.N.)。
●見聞きした鳥 ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ケリ、イカルチドリ、イソシギ、トビ、オオタカ、モズ、ハシボゾガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
32種