京都支部の会員誌『そんぐぽすと』233号(12月~1月号)を発行しました。
特集は「ハクチョウ」。京都府内や国内への飛来数の増減をグラフで示しながら、その要因を解説するほか、「鳥取県」の県名の由来、見かけによらず凶暴な性格などハクチョウ類のトリビアを紹介しています。
「鳥たちの受難」シリーズの第3回は鉛中毒。狩猟による鉛弾をワシ類が誤食したり、釣り用の鉛錘りをハクチョウやカモが摂食することによる被害について、国内・海外の状況を報告しています。
また、貴重な寄稿「舞鶴市沖から京丹後市沖にかけての海鳥調査」では、ヒメクロウミツバメをはじめ、確実な記録としては京都府初となるアナドリ、日本海初記録と思われるアシナガウミツバメ、京都府初記録となるベニアジサシなどが報告されています。
そのほか、今季の巨椋干拓地でのシギ・チドリの飛来状況のレポート、「ドローンと野鳥」、「トランプとバイデンの野鳥政策」など、フルカラー32ページに盛りだくさんの記事を掲載しました。広報部
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