京都支部の会員誌『そんぐぽすと』229号(4月~5月号)を発行しました。今号も、探鳥会中止による会員サービス低下をリカバーするため、4ページ増の36ページとしました。
特集は「カッコウ類と托卵」。京都とホトトギスの関係のほか、新しい知見に基づく托卵の解明、カッコウ類4種の識別方法も掲載しました。また、5年間の全国鳥類繁殖分布調査から見えてきた変化や傾向を4ページにわたって紹介しています。
舳倉島に25年間通い続けた会員による「舳倉島よもやま話」も2回目。さらに、アメリカで6億羽の被害が出ているとされるビルへの衝突死に関して、日本での調査報告をはじめトロントで行われている画期的な取り組みも紹介しています。
「野鳥画の系譜」シリーズの3回目は「ヨーロッパの博物画」。フランスとイギリスの博物画の違い、日本への影響などについて解説しました。そのほか、京都府南部におけるタマシギの生息状況、アホウドリからオキノタユウへという鳥名の変更、渡り鳥の足環にダイヤを装着して密輸する小説の紹介など盛りだくさんの内容です。広報部
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