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危険生物ファーストエイドハンドブック

 夏から秋にかけて、探鳥会の時、とにかくフィールドへでる時、必ずポイズンリムーバーをリュックに入れてました。スズメバチに刺された場合、即座に毒素を吸い出す逆注射器のようなものです。
 私の周辺には 2度もマダニに取り憑かれた人がいます。意外に身近で、葉っぱの裏についてる事が多いようです。近年、ダニが媒介する感染症で命を落とす事故がありました。そういうことも含め、このハンドブックは非常に有効です。常に携帯すべきでしょう。

危険生物ファーストエイドハンドブック 陸 編
NPO法人 武蔵野自然塾 編 / 新書判 / 128ページ
ISBN 978-4-8299-8147-4  2017年5月9日発売
定価1,728円(本体1,600円+8%税)

主な内容
• 掲載種は動植物合わせて約120種。毎年刺傷被害がニュースになるスズメバチ類や、身近な公園などにもいるチャドクガなどのドクガ類、触るとひどくかぶれるウルシの仲間や毒ヘビ、クマなど、陸上で出会う可能性の高い危険生物を多数収録。

• 各ページでは種類の識別に役立つ生態写真を掲載。対処法は被害を受けたときにまず着手する「ファーストエイド」、被害に遭わないために心がける「ゼロエイド(予防)」、専門的な治療や毒が作用する原理などを解説する「セカンドエイド」の3段階で紹介し、野外で必要な情報にすばやくアクセスできるように構成。

• 被害に遭わないための服装の紹介や被害に遭ったときに役立つ道具一覧、傷痕の様子から危険生物を判別するために識別表、「市街地/河川・河原/森林/農地・ため池」といった環境ごとに注意すべきところの解説など、危険生物への対処全般に役立つ情報を前付に収録。

• 後付では被害の報告が多いスズメバチやマダニ、マムシ、ウルシなど7つの被害実例を紹介。実際にどんな状況で被害に遭ったのが、どのように対処したのか、どうすれば被害を防げたのか具体的に解説した。そのほかに野外救急について学べる講習会の紹介や被害に関する相談先など、さまざまな情報をまとめた。

• フィールドワーカーに限らず、外遊びをする子どものいる親や学校など、全ての野外活動の場面で役立つ内容で構成した。第1(first)に、より早く(fast)対応すべきことがわかる。事前に読んで対象法を学んだり、被害に遭ったときに落ち着いて行動できるようにするための本。

                 文一総合出版 ホームページより

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