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鳥とあそぼ

 最近、カナリアとかジュウシマツとかって小鳥飼ってる人いるのかなぁ、知らないところでマニアック人らが集まってたりするんだろうな。カブトムシ、巨大クワガタなんかの話はよく聞くんだけど。
 鳥と言ったら聞こえてくるのは写真趣味。公園で、でかいレンズつけて大勢集まってる。けっこう金かかってそう。みんなで一羽の鳥撮ったらみんなおんなじ写真になりそうなんだけど、また違うんかな。
 昔、そんな人らがあつまってるとこで、「なんかおるんですか」って聞いたらフクロの子や言うてはりました。双眼鏡で探してみるとアオバズクでした。

 よく「勉強します」なんて聞くんだけど、こそばい気がする。野鳥の会って学校ちゃうし、鳥いてて幸せやね、いつまでも身近におってほしいね、って集まりだと思ってて、好きやったらいろいろ調べる。
 ま、人さまざまでいいんやけど、道に落ちてる羽みたら「なんの羽やろ」って、雪道に足形あったら誰歩いててん、私も含めて、たいていの人は判らないと思う。薄っすらでも知りたいよね。

 この本は楽しいよ、みんな出てるもの。

      鳥のフィールドサイン観察ガイド
      箕輪義隆 著 / A5判 / 144ページ
      ISBN 978-4-8299-7214-4 
      文一総合出版

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