従来のツバメのねぐら入り観察会は京阪「観月橋」駅が集合地でしたが、さまざまな団体が同じ目的で利用するため混雑し、スペースも狭く通行の障害になることから、今回は近鉄「向島」駅に変更しました。「向島」駅でも当支部以外に2団体が集合場所にしていたようですが、特に混乱はありませんでした。
昨年から本部がツバメのねぐら入り観察会の広報に注力してくれているおかげで、今年も一般の方の参加が多く、参加者38人中26人が非会員。しかも、「ツバメのネグラ入りは初めて」という方がほとんどで、中には出雲市からわざわざ来られた方もいらっしゃいます。また、ベビーカー連れの尼崎市の4人家族、さらに西宮市、近江八幡市など遠くからの参加者もあり、担当者としてはつい力が入ります。
当日の早朝、宇治市在住の会員5人でカウント調査を行ったところ、昨年の46,000羽よりかなり少なく25,140羽。その数字を反映して、ねぐら入りの数もいつもより少なめでした。
それでも、どこからともなく集まって上空で乱舞するツバメの大群に、いつものことながら「スゴ~い」の声が上がります。アシ原の上を流れるように飛ぶ大群は肉眼では捉えられないので、スコープで見ていただくと、「ワ~、怖いくらいの数がいる!」という声も。
私の手にポツリと雨粒が落ちたので、「え、雨?」と思いきや、ツバメの糞でした。この報告のために撮影していると、参加者の女性もスマホでパチリ。長年この観察会を担当していますが、初めての幸ウンです。
例年のことながら、観察地では他の団体の参加者と入り混じり、ねぐら入りが終わると暗いので、いつもの鳥合わせができません。ツバメの大群を見るのが目的なので、他の鳥はベテラン会員の情報を元に一人でまとめました。 宇治川ツバメの群舞観察会 2016年8月6日 K.S wrote
●見聞きした鳥 天候: 曇り
ツバメ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、カワウ、コサギ、ダイサギ、アマサギ、アオサギ 9種
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック
Unknown
9日のツバメの塒入りでお世話になりました。付近がこれ以上明るく照らされませんように。
Unknown
暑い中、ご参加いただき、ありがとうございました。長い距離を歩かせた割
りにはシギチがほとんど見られなくて、申し訳ありませんでした。
ツバメは例年に比べると、ねぐら入りする時間が遅くなっています。ツバメ
も人間と同じで、夜型になってきているのかな?